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概要

東海地方を拠点としてスーパーマーケット・ドラッグストア・ホームセンターなど多岐にわたって事業を展開する株式会社バローホールディングス(以下、バローホールディングス)。
同社では、以前より気象データを活用した需要予測が出来ないかと検討を行っていました。 商品の購買需要を予測するのではなく店舗への来店客数から予測を行うため、ソフトバンクと一般財団法人日本気象協会(以下、日本気象協会)が共同開発した、人流統計データ※1や気象データを活用したAIによる需要予測サービス「サキミル」の実証実験を始めました。
グループ企業で中部地方を中心にドラッグストアを展開している中部薬品株式会社で実証実験を行ったところ、平均93%※2という高い精度の予測を実現しました。
今後はスーパーの食品製造にもデータ活用の幅を広げていき、フードロスの改善にも取り組んでいく予定です。


※1 人流統計データは、個人のプライバシーに最大限配慮し、個人を特定されないように匿名化および推計処理、統計加工したデータです。個人を容易に特定される可能性がある少人数のデータは含みません。
※2 平均予測精度は、「1-MAPE(平均絶対誤差率)」で算出しています。中部薬品株式会社で実施した事前検証結果から算出したものであり、全ての企業で同じ精度が出るものではありません。
検証時期:2021年3月
対象店舗数:10