
概要
世界は大きく動いています。第二次大戦以降、米・中・露の大国は核武装をおこないました。それにより大国間の直接戦争は抑止されてはいますが、その代わりに影響がおよぶ地域において覇権競争が展開されています。そのような地政学上のリスクの裏には必ずサイバー攻撃が繰り広げられています。しかし、サイバー攻撃は洗練化され、見えづらく、理解しにくくなっています。本講演では、最新のサイバー動向をお伝えするとともに、アンダーグラウンドでの攻撃者のつながりなどを解説し、「敵を知る」ことにより、対策を打つきっかけにしていただければと思います。
※こちらは2024年3月5日に開催したウェビナーの再放送になります。

アジェンダ
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日本に着弾する攻撃:ランサムウェア集団BlackSuitとは?
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BlackSuit家系図をたどる
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サイバー犯罪エコシステムとランサムウェア
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ランサムウェア15か国調査 2024
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狙われる日本:AIによるサイバー脅威着弾先の変化
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地政学パワーが反映されるサイバー攻撃
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サイバーセキュリティの再定義の必要性

スピーカー
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増田 幸美 氏
日本プルーフポイント株式会社
チーフエバンジェリスト
警察大学校 講師早稲田大学卒業。日本オラクルにおいて業務システム構築を手掛けた後、 セキュリティ企業のファイア・アイおよびサイバーリーズンにおいてエ バンジェリストとして従事。2018年千葉県警サイバーセキュリティ対策 テクニカルアドバイザーを拝命。現在、日本プルーフポイント(株)に おいてサイバーセキュリティの啓発活動をおこなっている。2022年度よ り 警察大学校講師としても活動中。広島県出身。三児の母。 Cybersecurity Woman of Japan 2023受賞。