概要
自動車業界は「CASE*」の加速により変革の時期を迎えています。自動車の高度化に伴い、各社が懸念しているのは「サイバーセキュリティ攻撃」への対策です。日本自動車工業会(JAMA)によりガイドラインが制定されたものの、海外の状況を見るとまだ十分とは言えません。また、車両開発のライフサイクルを見た際には、自動車メーカーだけではなくサプライヤーにもセキュリティ対策を求める取り組みが必要とされています。
本日のウェビナーは、サプライチェーンに向けた自動車産業のサイバーセキュリティ対策をテーマに、ソフトバンクでコネクテッドカー事業に携わった経歴をもつSE担当者がお話しします。自動車業界のセキュリティ対策の現状を整理しながら、日本と海外の対策状況の違いをお話しします。 また、サプライチェーンも含めたガイドラインの基準となりうるTISAXに触れながら、日本の自動車業界が抱える課題や今後求められるセキュリティ対策にも言及します。特にOEMとサプライヤ間でのセキュアなデータ連携は重要な課題であり、早期の検討が必要と考えています。産業全体のセキュリティ対策についての情報収集をされたい方は、ぜひご参加ください。
*CASE:Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(カーシェアリングとサービス)、Electric(電気自動車)の頭文字をとった造語。
開催日時
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日程:2023年3月28日(火)
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時間:13:00-13:30
アジェンダ
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なぜセキュリティが重要なのか?
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日本のセキュリティへの対応状況
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海外の状況と日本との比較
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ソフトバンクが考える将来像
スピーカー
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鎌田 浩一郎
ソフトバンク株式会社
法人事業統括ソリューションエンジニアリング本部
ビジネスデザイン第1統括部
SE第2部法人向けのネットワークエンジニアとしてキャリアをスタートし、エンタープライズ企業・SMB企業を対象に幅広いネットワーク導入プロジェクトを経験。 その後海外OEMを中心としたコネクテッドカーの新規サービス展開・導入支援に従事。 現在は製造業界のエンタープライズ企業向けのプリセールスエンジニアを担当。