概要
昨今、金融機関においても、データの蓄積、分析、その結果に基づく事業計画や戦略の立案、事業成果をデータで検証してさらに改善していくデータドリブン経営の重要性は強く意識されるようになっています。さらに、スマートフォンの保有率が大きく伸び顧客がオンラインで行動する機会が増加したことで、取得できるデータの質や量も大きく変化しています。このような状況下において、より高度なデータ統合・蓄積・活用が求められています。
本ウェビナーでは、金融データ活用推進協会で理事を務める河合氏より、なぜ今データが重要なのか、データ分析には何が必要なのか、何から手をつければよいのかを考えるヒントをお話しします。また、金融業界全体のデータ活用水準を引き上げる横断的な取り組みや魅力を発信している金融データ活用推進協会の活動事例もご紹介します。
後半では、国内屈指のCDP (カスタマーデータプラットフォーム)「Treasure Data CDP」を提供するトレジャーデータ株式会社より、金融機関における3つの課題と解決策をもとに、データ利活用から利益を上げる手法を都市銀行様と地方銀行様の事例と合わせてご紹介します。また最後に、トレジャーデータ株式会社と連携して企業の皆さまのマーケティング課題の解決に向けて取り組むソフトバンク担当より、デジタルマーケティングのご支援領域をご案内し、本セッションを締めくくります。
金融業界における利益に繋がるデータ活用に興味のある方は、ぜひご参加ください。
※こちらは2023年2月1日に開催したウェビナーの再放送となります。
想定する対象者
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データ活用の推進と検討をされている方
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金融機関でのデータ活用の取り組み事例を知りたい方
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CDPの活用方法について知りたい方
アジェンダ
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金融業界に訪れた環境変化とは
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データを活用した3つの課題と解決策
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TreasureData CDPのご紹介
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導入事例のご紹介
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ソフトバンクのご支援について
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質疑応答
スピーカー
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河合 祐子 氏
一般社団法人金融データ活用推進協会 理事
Japan Digital Design 株式会社 代表取締役 CEO
MUFG / 三菱UFJ銀行 経営企画部 部長米系金融機関市場部門、独立系シンクタンク、日本銀行(金融市場分析、金融機関リスク管理、FinTech、香港・ロンドン・高知勤務など)を経て、2020 年 11 月に MUFG 傘下の Japan Digital Design に入社。金融サービスのデジタル化案件を手掛ける。ペンシルバニア 大学ウォートン校 MBA。
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小林 広紀 氏
トレジャーデータ株式会社
マーケティングマネージャー1999年、常陽銀行に入行し法人営業に従事。その後、スノーボードメーカーGentemstickの経営に株主として参画する。2008年よりビックカメラ経営企画部で計数管理業務や子会社設立に参画したのち、楽天にてECコンサルタントを経て、2016年にビックカメラに復籍。ビックカメラと東芝の合弁会社代表兼アップルソリューション事業部長を務める。企業間でのデータ連携の重要性を強く実感し、2018年4月より現職。
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中川 太
ソフトバンク株式会社
法人事業統括 デジタルマーケティング本部
アカウント統括部 ストラテジックプランニング部 部長データを活用したマーケティングDXの推進をベースに、顧客企業、自社、グループ企業などへの支援活動を行っています。Yahoo!Japan、LINE、PayPayといったグループ企業をはじめ、ソフトバンクが保有する位置情報や「Treasure Data CDP」を中心としたマーケティングコンサルティングサービスなど、自社のアセットを十分に活かして、オンラインからオフラインまで、日々幅広いマーケティング課題に向き合っている。