政府による緊急事態宣言が一部エリアを除いて徐々に解除されてきましたが、引き続き感染症への対策は企業活動を継続していくためにも重要な取り組みとなります。テレワークや時差出勤、臨時休業など様々な取り組みを行う中、ソフトバンクは本社ビルの入館に新たに検温ゲートを設けました。本稿ではその取り組みについてご紹介いたします。 まずは、動画(1分24秒)をご用意しましたのでご覧ください。
検温をするにも、手間&時間がかかる
オフィス内での感染を防ぐ手段として、入館時の健康チェックが考えられます。しかし、体温計を入館者に配っての対応や、係の者が1人1人の検温を試みるのは、入館者数が一定以上になると現実的ではありません。 弊社では無人で検温が可能な「AIによる検温システム」(以下、AI検温ソリューション)を入館ゲートに設置することで、スムーズな入館が維持できるように対応いたしました。
リアルタイムに計測温度が表示されます
空港での入国時に検疫ゲートにて温度検査をされる様子を見たことはないでしょうか。イメージとしてはその様子に近いものです。備え付けたカメラを通して、そのカメラに入館者の顔が映り込み、それを検知してシステムの画面上にリアルタイムで体温が表示されます。また、現在は検温としても利用していますが、もともとは顔認証システムであるため、入館時の身分確認(顔認証)と検温を一度に済ませることができます。顔認証はマスク着用時でも機能します。弊社では、このシステムで検温をし、基準以上の数値が出た方については、別の体温計(一般的な接触型の体温計)にて再検査することで、検温にともなう入館のスムーズさと、検温の確度を保っています。
省庁・企業・病院に続々と導入が決定
上で説明してきた検温サービスは既に多くの省庁や企業に導入され、感染リスクの低減と事業継続に貢献しています。農林水産省・文部科学省・総務省といった省庁をはじめ、大型店舗や物流業界の大手企業でも既に導入をされており、職場での感染拡大の防止を実現しております。さらに、医療機関では医療スタッフが発熱検知された対象者を事前に把握し、接触時の準備を効率化するなど、医療行為での業務効率化もされています。
北関東循環器病院における活用イメージ
こちらの検温ソリューションによる取り組みにご関心ある方は下記フォームよりお問い合わせください。